徒然なるままに

好きなことを、好きなように。願わくば、同じ思いを持ったあなたに届きますように。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Fate/Zero原作備忘録

虚淵玄氏の原作を読み終えた。 全6巻にわたるボリュームで描かれた世界に触れ、Zeroの世界に対する理解が深まったように思う。 Fate/Zeroはstay nightへと続く、ゼロに至る物語である。 結果として、登場人物は何も得ることなく終局へ向かうが、結末が重け…

ロード・エルメロイⅡ世が推しになるまで

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」の作者三田誠先生が第四次聖杯戦争を経たウェイバーの物語を書くに至った想いをツイートしていらっしゃったので、とめどなく想いが溢れ、Ⅱ世を知るまでの流れを自分自身の整理のために記そうと思う。

Fate/Zero 英語名言集(対訳)その2 最果ての海

今回は、第四次聖杯戦争の最終決戦に臨むウェイバーとイスカンダル、そして好敵手たるギルガメッシュのやりとりを取り上げる。 対訳を掲載する前に、まずはこのシーンに対する思いをつらつらと。 【絆】 王の足枷になりたくないと、弱者としての最後の矜持を…

Fate/Zero 英語名言集(対訳)その1 聖杯問答

人生で感銘を受けたものひとつとして、Fate/Zeroの征服王イスカンダルとウェイバー・ベルベットの関係性がある。 自尊心を満たすために聖杯戦争に身を投じた少年は、偉大なる王と出会い、その生き様を知る。「士は己を知る者のために死す」が、王と共に歩む…